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本格的な動画作成を自前でやるといくらかかる?制作に必要なものと費用を解説!

本格的な動画作成を自前でやるといくらかかる?制作に必要なものと費用を解説

静岡県の御殿場市・小山町を中心にチームで動画制作をやっております。
ThinkAllo(シンクアロー)と申します。
 

最近では、広告やSNSで動画を見る機会が増えて
多くの企業や個人のお店でも動画を活用する時代になってきました。

お店のプロモーション動画やサービス紹介動画、商品の在庫紹介など
これらの動画を自前で作れるなら、かなりお店の売り上げに貢献できると思いませんか。

また、それらの動画がハイクオリティであるほど
あなたのお店のファンやフォロワーが増え、
継続利用していただける固定客の獲得につながります。

 
そこで今回は、これから本格的な動画を自前で作りたい方に向けて
必要なものや費用をご紹介
していきます。

必要なもの

動画制作 一式

それでは、必要なものをそれぞれご紹介していきます。

最後に一覧で必要なものをまとめていますので
どのくらいの費用が掛かるかすぐに知りたい方は記事の最後をご覧ください。
 

パソコン

macbook

パソコンは、作業環境を選ばずに使用することができるノートパソコンをおすすめします。
その中でも、AppleのMacBookを購入しておけば間違いなしです。

選ぶポイントとしては、CPUが「M1」以上のものであり
かつメモリが16GB以上のものがおすすめです。

 

動画編集というのはパソコンにとってかなりの負荷がかかる作業です。
そのため、パソコンの頭脳となるCPUは高性能な「M1」や「M2」を搭載しているMacBookがおすすめというわけです。

CPUとは

CPUは、例えるのならばパソコンの脳みそで同じで
高性能なほど、処理を早くこなすことができます。
低い性能の物を選んでしまうと、作業中の動作が遅かったり
動作が完結しなかったりと、かなりのストレスになります。

 

動画の編集をやられるのであれば、最低限でもメモリを16GB確保しておきたいです。
欲を言えばメモリは32GBあれば十分にスムーズな作業をすることができます。

メモリとは

メモリは例えるならば作業机の広さで、数字が大きいほど
大きな机で様々なタスクをこなすことができます。

 

費用の目安としては約20万円~となります。

 

カメラ&レンズ

カメラのイメージ画像
※Sony公式HPより画像引用

 

ハイクオリティな動画を撮るためには「一眼レフカメラ」が望ましいです。

最近ではスマートフォンでも本格的な動画が撮れるようになってきていますが
比較をするとカメラの心臓部分ともいわれる「センサー」のサイズが
圧倒的に「一眼レフカメラ」の方が大きいので
よりハイクオリティな動画を意識するのなら「一眼レフカメラ」がおすすめです。

センサーが大きいメリットとは

このセンサーのサイズが大きいほど、光を集めることができ
暗いところでも綺麗に撮影することができたり
一眼レフ特有の背景のボケ感が強く出るので
被写体を引き立たせる事ができるためおすすめです。

 

本格的な動画を撮影するのなら、SONYのα7SⅢという機種がおすすめですが
本体の価格が40万円程度で、レンズも含めると合計で70万円ほどの費用となります。

 

ここまでの費用は掛けられない人が大半だと思いますので、
まず最初は「iPhone14 Pro」などのカメラ機能が優秀なスマートフォンで
撮影を始めてみるのも手だと思います。
スマートフォンであれば、大体15万円程度~の費用で済みそうですね。

 

記録媒体

cfexpress typeA
※Sony公式HPより画像引用

 

一眼レフカメラの場合、撮影したデータを保存するSDカードが必要です。

商品選びの注意点として、高画質なスローモーションでの撮影をしてみたい場合には
SDカードでは、撮影できない撮影条件があるので(4K120fpsの動画など)
SDカードではなく、CFexpress TypeAという商品がおすすめです。

SONYのα7SⅢというカメラの場合、CFexpress TypeAで記録することで
4K120fpsやフルHDの240fpsといったスローモーション映像の記録をすることが可能です。

容量については、128GB以上は欲しいところですね。
価格は、160GBで4万円程度となります。

 

ジンバル

DJI RS3
※Amazonより画像引用

 

動画の品質を左右する項目として
無意味な手ブレはクオリティの低い動画に直結してしまいます。

ジンバルはそんな手ブレを抑制してくれる素晴らしいアイテムです。
ハイクオリティな映像を制作するのならジンバルの活用をおすすめします。

一眼レフ用のジンバルですと大体6万円~で販売されています。

試しにスマートフォンで取り組みたいという方は、
スマートフォン用のジンバルもありますのでそちらをご検討ください。
費用は大体2万円程度となります。

 

マイク

DEITY D4 DUO
※Amazonより画像引用

 

音声を録音したい場合、高音質にするためにマイクは必要不可欠です。

せっかく映像の質が良くても、ノイズだらけの聞き取りにくい音声だと
伝えたいことが伝わらずに台無し
になってしまいます。
ノイズの無いクリアな音声で録音するためにマイクは購入しておきましょう。

最低でも1万円程度〜見ておきましょう。

 

照明

godox ML60
※Amazonより画像引用

 

動画撮影において、照明の有り無しでは映像の品質にかなりの違いが出てきます。

例えば、照明が無いことで影が強く出てしまって顔の表情が綺麗に見えなかったり
商品や料理で見せたい部分が影になってしまって見にくかったり
照明があることで見せたいものをより見やすくすることができます。

本格的な照明ですと、GODOXの照明がおすすめです。
費用は、3万円程度となります。

 

その他、周辺機器

予備バッテリー
※Amazonより画像引用

 

その他にも、一眼レフでの撮影ですと長時間の撮影を要するのなら
予備バッテリーなど必要に応じて購入していきましょう。

 
 

編集ソフト

クリエイティブクラウド
※Adobe公式HPより画像引用

 

編集ソフトについては、アドビの「PremirePro」がおすすめです。
プロも使用するソフトなので、表現の幅も広く
テロップの自動挿入など、様々な便利機能が付帯しています。

しかし、有料のソフトなので月額で費用が掛かります。
無料の体験期間を利用することができますので、
まずは、お試しで利用してみてはいかがでしょうか。

 

商用利用可能な素材

音楽のイメージ

いくら映像の品質が良くても、音楽のクオリティが低いと
一気に映像の品質を下げてしまいます。

せっかく自前で制作するのならオリジナリティのある楽曲で動画を作りたいですよね。
そこで、著作権の心配がない商用利用可能な音楽素材の購入をおすすめします。

音楽素材サービスは様々ありますが、
大体月額1,000円程度~が相場です。

 
 

総額いくら?

費用のイメージ

今回ご紹介した機材の総額の目安はいくらだったのでしょうか?
スマートフォンを撮影に使った場合と、一眼レフを撮影に使った場合とで
2パターンまとめてみましたのでご覧ください。

 

スマートフォン撮影の場合

スマホ ジンバル撮影
まずは、スマートフォンを撮影に使った場合の費用です。
以下の表を参考にご覧ください。

項目 品名 費用
パソコン MacBook Pro 約20万円
スマホ iPhone 14 Pro 約15万円
ジンバル DJI Osmo Mobile 3 約2万円
マイク DEITY V-Mic D4 Duo 約1万円
照明 Godox ML60 約3万円
合計 約41万円

 
 

本格的な一眼レフカメラの場合

ジンバル撮影 一眼レフ

次に、本格的な一眼レフを撮影で使った場合の費用です。

項目 品名 費用
パソコン MacBook Pro 約20万円
カメラ α7SⅢ 約40万円
レンズ SEL1635GM 約30万円
記録媒体 SONY CFexpress 160GB 約4万円
ジンバル DJI RS3 約7万円
マイク DEITY V-Mic D4 Duo 約1万円
照明 Godox ML60 約3万円
合計 約105万円

 
 

動画は制作依頼がおすすめ!

本格的な動画制作をやるとなると多額の費用がかかることがお分かりいただけたかと思います。
機材購入後も使いこなすためには、ある程度の撮影をこなして
最大限に機材を使えるようにならなければ宝の持ち腐れになりかねません。

その他にも、編集スキルを学ぶのにも時間と労力がかかりますので、
自前で本格的な動画制作をやるのは、あまり現実的ではありません。

以上のことから、動画制作は制作依頼をして
プロにお任せするのが費用も手間もかからずおすすめというワケです。
 

ThinkAlloでは、今回ご紹介した機材、編集ソフトを使用して映像を制作しています。

また、商用利用可能な画像、音楽素材を使用していますので、
著作権などの権利関係の不安もなく安心して利用することが可能です。

動画制作のご依頼は以下のお申し込みフォームから受け付けています。